2023年
11月
06日
月
(No.47)
(高山市国府町広瀬町)
オーナーは
会計一筋の人だった
寡黙で誠実で
笑顔の素敵な人だった
国語・歴史書
が趣味の人だった
・・・
家は人の人生を遥かに超えて
残るもの
残すべきもの
・・・
そのことを
家が
寡黙に誠実に
語っている
2023年
10月
24日
火
(No.46)
(高山市国府町蓑輪)
オーナーの座右の銘
は
「現在に全力を尽くそう
過去はもうない
未来はまだない」
だったと言う
職人としての20年間は
あまりにも短い
もっともっと
できただろうに
・・・
優秀な建具職人の家に
設えのなんぞはいらない
ただ
感じるだけでいい
2023年
10月
06日
金
(No.45)
(高山市清見町楢谷
麦島洞)
麦島洞地区は
分水嶺を背後にして
国有保安林混在の地にある
発する馬瀬川
馬瀬川は下って
尾張の水源岩屋ダムへ
広い源流域
二筋の支流の出会いの地に
ログの別荘はある
緩やかな斜地
穏やかな森
足繁く通ったゆえに
林道の土道さえ愛しい
・・・
20年の星霜を
森が川がログが語る
2023年
10月
03日
火
(No.44)
(高山市奥飛騨温郷
栃尾)
侮るなかれ
栃尾の
土木技術を
・・
砂防・護岸
常に大自然と対峙し
鍛えられてきた
歴史
言わば土建屋魂の歴史
職人魂の歴史
・・・
その土建屋が自らのために造った
建物二つ
その
ポテンシャル
は
言わずもがな・侮れない
2023年
8月
12日
土
(No.43)
(高山市清見町藤瀬)
民家の姿には
地域性が顕著に表れる
雪国とそうでない地域
風の強い地域とそうでない地域
など々
酷暑の今夏
さながら「沸騰列島」とは
言い得て妙
格言
「家づくりは夏をもって旨とすべし」
解放の座敷
掃き出し窓からの風にのって
先祖の霊も家内に入るような
しばしとどまって
夏の風
家にとっても人にとっても風は
「依り代」
ありがたいもの
2023年
8月
12日
土
(No.41)
(高山市上岡本町2)
建物の空間に
もしも
気分の良いもの感じるとしたら
もしかしたら
建物に
どれだけ自然の素材が含まれている
かではないだろうか
・・・
「古民家はなくならない」
「創出される限り」
・・・
次の時代の古民家
キラリと光って見えた
その素養が
商談中
2023年
7月
26日
水
(No.40)
(飛騨市神岡町吉田)
神岡吉田といえば
常蓮寺
吉田の常蓮寺といえば
吉田太子踊り
は
誰もが知っていること
「吉田の蓮田」
・・・
そうか
常蓮寺の蓮はハス
ここに蓮田あり
おもいのすべてが
蓮
蓮田にあらわれて・・
2023年
7月
17日
月
(No.39)
(高山市清見町楢谷
麦島)
麦島は
田圃も畑もあって
かつては
暮らしがあったところ
そして
時を経て
別荘が建つ
程よい距離をもって建つ
時を経ても
自然環境は不変
麦島地区
は
豊かな別荘暮らしを
約束して
2022年
12月
01日
木
(No.34)
(高山市国府町瓜単)
良くも悪くも
昭和の家
46年築
あの田中角栄さん
日本列島大改造論のさなか
はたして
昭和は近いか・遠いか?
・・・
昭和ロマン
・・
やっぱり遠くなったんだ!
疑いもなく力強く進んだ昭和
昭和の家にロマン
ロマンを宿してほしい
2022年
6月
26日
日
(No.33)
(高山市国府町木曽垣内)
土蔵・堅牢な蔵戸
そして
美しい庭
そして
路傍を彩る種々の
紫陽花
・・・
想いを感じること
は
丁重に暮らせる予感に繋がる
2022年
5月
04日
水
(No.32)
(高山市奥飛騨温泉郷栃尾)
栃尾温泉は
奥飛騨温泉郷
要の立地
清流高原川沿いの
温泉宿
見上げて山稜
俯瞰で河川
は
得難い風情
2022年
1月
19日
水
(No.31)
(高山市西之一色町)
そもそも
社寺建築とは荘厳
・・・
うけたまわる職人に
そもそも
雑念はない
2021年
10月
01日
金
(No.28)
(高山市高根町野麦)
野麦峠直下の
野麦集落
飛騨も望めば信州も
標高1320メートルの立地
は侮りがたし
でも
暮らす意義は底知れず