「もったいない」と聞いて育った世代は、当たり前のようにごく自然に「もったいない」を次の世代に残してきました。また、外国の女性が」発した「モッタイナイ」は日本人のひとつの価値観が世界に広まる機会をつくってくれました。
新聞の切り抜きがあります。帰化されたドナルド・キーンさんのことばです。
長年、そう、もう70年以上にもわたって日本文学と文化を研究してきて、私がいま だに感じるのは、日本人の、「日本的なもの」に対する自信のなさです。違うのです。「日本的」だからいいのです。・・・・
そして、東日本大震災と原発の災禍に触れこうも言っています。
こうした災難からも、日本人はきっと立ち直っていくはずだと~中略~それは、「日本的なつよさ」というものを、心にしみて知っているからです。・・・・
多分にこじつけですがもし日本的な良さや日本的な強さが一定レベル以上にあるとしたら、それは、「もったいない」の文化を抜きにしては考えられないのでは、と思います。
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