2024年
11月
26日
火
№120
(飛騨市神岡町和佐保)
神岡は青いころ(^^;
6年間暮らした「街」
そう 当時でもまだ
「町」ではなく まだ々「街」だった
鉱山パワーで彩られた街は
深い谷合の地でありながら
都会っぽい雰囲気が漂っていた
いい街だった・・・
あれから35年が過ぎいま
「街」から「町」に佇まいを変えた町に
東大の宇宙線研究所がつくられ
ニュートリノ・重力波の研究で
脚光を浴びる町へと変わった
鉱山で日本経済の発展を支えた町は
最先端の基礎科学研究の町となり
さらに歩みを進めるが
いままでもそうであったように
大きな流れがあってもすべてが
同じ方向に進むわけではない
喧騒から距離をとる暮らしがあるように
地に足をつけた暮らし方もある
すすめて「家」
暮らしに家のありようは大切
良い家は必ず守り残されてやがて古き家
・・・
この古民家もまた残るべくしてここに在る
そして
ここに在るのは必然で
一途な大工職人の
豊かな暮らしの場だったからに他ならない
2024年
10月
31日
木
№119
(高山市上宝町蔵柱)
県道からすこし上がった土地に
まっすぐなアプローチ
真南に向くこちらの古民家(本邸)
物件調査時、窓から入る秋の日差しと
テレビから流れるドジャースの試合の歓声は
とても対照的だった
本邸は明治25年築とされ
築後132年という時の中で
どんな景色や家族の会話を
見聞きしてきたのだろうか
移ろう時代に引かれながらも
どこか穏やかな雰囲気を纏っていた
対して平成10年築の別邸は
まだまだ新鮮な佇まい
なにもかもがこれからという印象
元気が溢れ出ていた
2024年
10月
31日
木
№118
(高山市奥飛騨温泉郷田頃家)
「雰囲気が良い」
それはとてもふわっとした感覚で
人によってその感じ方は
多種多様で常に形を変えていく
その空気のような雲のような感覚は
時として違和感を覚えたり
また同じような所へ戻ってきたり…
大正期に建てられたこちらの古民家
部分的にリフォームがなされてはいますが
特に2階部分、持ち出し(差し出し)造りを含め
内装の雰囲気がとても良いです
どうして雰囲気を良く感じるのか
それを説明することは難しいですが
百聞は一見に如かず
内見のご連絡をお待ちしています
最後に、、、源泉を利用できます※条件あり
2024年
9月
13日
金
№117
(飛騨市神岡町柏原)
人類は昔々から宇宙に何かしらの
ヒントや憧れを膨らませてきました
古代文明で考えられた「太陰暦」や「太陽暦」も
月や太陽、星から暦を得た方法です
飛騨市神岡町にあるこちらのお家
神岡町といえば、宇宙や物質の謎を
ニュートリノを観測して解き明かすという
ロマンあふれる施設
「スーパーカミオカンデ」で有名です
さて、本題に入ります
こちらのお家
昭和の古民家の雰囲気を纏いながらも
改装や増築により昭和中後期~平成初期の
古民家感と昭和レトロ感を感じる設えです
そして別邸屋上にある
ドーム型の建物
過去、天体観測をこのドーム内から
行っていたとのこと
夜の星空はどんな感じなのだろうか、、、
ワクワクとした気持ちで
お家の物件調査を終えました
2024年
8月
22日
木
№116
(高山市朝日町見座)
感情豊かな私たち人間には
どうしても喜怒哀楽など
様々な感情が日々ついて回る
一時の感情で今の選択を誤ったとしても
実は数年後それが正しい選択だったり
その逆もしかり・・・・
「最近の若者は・・・」
いつの時代でも言われること
時代の移ろいと共に
世代ごとにある一定の価値観が
なされていくと思う
古民家好きにはこちらのお家
ビビビッとくるかと
2024年
7月
23日
火
№113
(高山市西之一色町)
茅葺といえば白川郷に代表される
合掌の家
家には地域性が色濃く現れ
家が風土を纏っている
特に屋根はとても合理的に
的確に表現している
簡素・簡潔の茅葺屋根
もあれば
上品に美を携えた茅葺屋根
もある
この美しい建物があった場所は不明だが
往時をしのぶことはできる
茅葺の家は
私たちの
原風景であり心象風景
・・・
カタチあるいまに
とどめおきたい
2024年
7月
02日
火
№112
(高山市朝日町甲)
冠婚葬祭という儀式が
家からなくなって
家は身軽になった
歴史は繰り返すというが
この大きな儀式を再び担うことは
おそらくないだろう
家に尋ねるまでもなく
暮らし営みがあったかぎり
語りつくせぬ喜びがあったし
また
悲しみもあっただろう
そのつど
家は人に寄り添ってきた
オーナーの決断・・・
そのおもきこころ 包含して
佇む姿が
美しい!
2024年
7月
02日
火
№111
(高山市朝日町万石)
平屋の家
それも
古民家とくれば
しっとり風景に溶け込む違いない
風は
思うがままに通り抜け
季節の庭の花や緑の香り運ぶだろう
四季の陽射しは
深い軒を介して塩梅よく差し込むだろう
そんな時は
内と外の境界が曖昧となって
揺れるひだまり静かな雨音が
一層身近になるだろう
・・・
庭の低木設えは意図してか
今が盛りの
小低花木と宿根草が家に寄り添っている
2024年
4月
30日
火
№ 105
(高山市新宮町)
むかし
自然という概念がなかったように
古民家という定義もなかった?
家は変わってきた
家が担ってきた冠婚葬祭という儀式
儀式が家から離れ家は身軽になった
身軽になって
家が担っていたよきものも失った
幼いころに
暮らした体験そのなつかしさ
・・・
いま
伝統的な設えのなかで暮らす
あらためて
失ったものを見極めながら暮らせる
それはもしかしたらとても幸せなことなのでは
・・・
2024年
3月
24日
日
№ 104
(高山市八日町)
訪問(建物調査)の時は前日からの雪
寒の戻りという表現では
全くおぼつかない積雪
落雪設備を整えた屋根から落ちた雪が
うず高く
大きな屋根面積とは言え
やっぱりいかにも降りすぎだろう・・・
うつろい
すべてが移ろう
気候だってそう
・・・
この家もそう
築年明治17年という
華族令が制定された年に産声を上げた
華族令は昭和22年廃止
はじめがあれば 終わりもある
すべてが
うつろって今がある
この家のうつろい
140年の歴史その重みを
纏って・発散して
そして枯れていまは風情
単に移ろってきたわけではないことを
清浄最たる純白を纏って語っている
2024年
1月
20日
土
№103
(高山市清見町三ツ谷)
昭和39年 ここ三ツ谷の土地へと移築された古民家
遠くの山あいに北アルプスを望み
北側の窓には高洞山が映る
良い意味で心が無になれる
そんな土地です
気になる古民家ですが
過去要所要所で改修や修理をなされ、時代に寄り添いながら大事に暮らしてきた
そんな印象を感じました
ファミリーで住むも良し
倉庫を活用して何か手仕事をしながら住むも良し
三ツ谷の古民家は優しく受け止めてくれそうです
Sold out
2024年
1月
13日
土
№102
(高山市久々野町無数河)
古民家に限らずとも
家には
家に対する
オーナーの意図が現れる
家を拝見させていただくとき
いつもかんじること
一階
水廻りはほぼ増築部分におさめ
往時の設えを残すために
二階
現代の設えで整え日々の暮らしのために
オーナーの意図が
横一線の棟瓦のように青空に映える
背筋が伸びる時でもある
2023年
12月
25日
月
№101
(高山市国府町宇津江)
路(道)にも歴史がある
人馬の路
馬車の路
車の道
つれて
設えも変わってきた
そして
道であるために
そう
道としての機能を果たすため
かつてはどこにでもあった
路の表情
うねり・くねり
がなくなった
それを惜し気持ちは毛頭ない
ただ
この家は
うねり・くねった道の先にある
・・・
sold out
2023年
11月
05日
日
№100
(高山市清見町藤瀬)
青い屋根が青空と重なる
晩秋の低い陽光に際立つ
藤瀬の古民家
昔に一度、移築され現在の場所へ
古い家、故にリフォームは必要
しかしどんな家にしたいか
それは
あなたの世界観の見せ所
ある意味自由な家づくりの予感
・・・
そんなチャンスを得てみたい
2023年
9月
16日
土
№97
(飛騨市河合町稲越)
昔は
おそらく
茅葺の家だったろう
そして
大正13年にこの家が建つ
見上げ行く
愛しいわが家への小道
アプローチ
は
往時も今も変わらない
・・・
この道はすべて知っている
軽やかな足取り
重い足取り
そう
喜怒哀楽すべてを
そのすべてを包含して
・・・
アプローチは 小道は
人に 家に寄り添っている
2023年
7月
27日
木
№96
(高山市久々野町小屋名)
乗鞍を見晴らすところ
見晴らせるところは
希少そのもの
そう
飛騨の峰々はナイーブ
・・・
だから
見晴らせると
なおさら嬉しい
先人が選んだこの地
乗鞍岳
「乗鞍を見晴らすところ」
・・・
その立地はただそれだけで
2023年
5月
06日
土
(No.95)
(高山市高根町黍生)
「行く河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず」
方丈記・無常観
―
低い家構え
簡素・簡潔の設えは
意図されたものではなく
風土があって
そして
人が風土を纏って
年月をかけ造りあげたもの
・・・
黍生地区
は
乗鞍岳の直下の地
不動の大自然を前にして
・・・
「閑居の気味もまた同じ
住まずして誰かさとらむ」
2023年
4月
27日
木
(No.94)
(高山市丹生川町日面)
南向きの
緩やかな斜地
その立地は
農耕のためだけに
ひたすら作物をつくるために
選ばれたわけではない
居宅縁側から
農地を愛でる喜び
春
農作業の手をとめ見上げれば
残雪光る乗鞍
新緑の山々
四季を愛で感じ
暮らす喜び
そして
農耕に勤しむ
・・・
往時の豊かな暮らし
その暮らしぶりを
想像することは難くない
SOLD OUT
2023年
4月
24日
月
(No.92)
(高山市清見町)
とても
優秀なドライバー
プロドライバーだったという
オーナー
心までも形成するに至った
その意識と素養が
随所に!
細部に!
「桃李もの言わず
下自ずからみちをなす」
良きものはものは
良きものを発散する
sold out
2023年
2月
13日
月
(No.89)
(高山市国府町木曽垣内)
仕事をいただいたときに
先ず
対象となる家・土地を
観ること
に
つとめる
先入観を持たずニュートラルに
・・・
大切にされた家
は
大切にされる素養を発散する
そう
こつこと積み重ねられたものだけに
控えつつも
明らかに
sold out
2022年
12月
01日
木
(No.88)
(飛騨市宮川町林)
起源は江戸という
旅籠から旅宿
そして
旅館
呼び名は変わっても
いつも
いつの時代も
旅人に寄り添うことを
生業としてきた
ー
越中街道は林地区
栄枯盛衰
・・・
条理・ことわり
を
蚊帳の外において暮らしたい
sold out
2022年
11月
04日
金
(No.87)
(飛騨市古川町数河)
見上げ進みゆくと木立の先に家が見えてくる
木立はその家の前庭
やがて
家は美しい立派な古民家とわかる
古民家までのアプローチ
・・・
いなかで暮らすとは季節の色を
知ること
季節とは色そのもの
・・・
咲き誇る桜を愛でる春
輝く山の青さに心躍る夏
乱れ染まる木々に癒される秋
一面の雪に目を細める冬
季節が発散する色は
命の息吹・大地の表情
・・・・
そのすべてがここにある
古民家が纏って
2022年
10月
15日
土
(No.84)
(高山市丹生川町板殿)
朝霧を纏って
静清と建つ
古民家
奥底から
醸し出すものは
自信
そう
ゆるぎない自信
・・・
左官職人の家は
美しい
職人の手の跡が美しい
sold out
2022年
5月
05日
木
(No.76)
(飛騨市神岡町西茂住)
茂住は雪深いところ
ここで暮らした人たち
傍目から苦労と思えることがそうではないこと
「暮らす」とは
一様ではないことを・・・
変わらぬ自然の懐に入ることが
穏やかな人生を育む
2022年
4月
21日
木
(No.73)
(飛騨市古川町数河)
屈指の豪雪地帯
克雪の古民家とくらした人たち
そして
灯した命
確かに覚悟は必要
でも
そんな暮らしに
確かな人生があるのでは
2022年
2月
23日
水
(No.71)
(高山市久々野町)
集落から
ちょっと離れた立地
その
程々の距離感
と
大切に使われた家
その
両方に癒されて暮らす
sold out
2021年
11月
04日
木
(No.69)
(高山市上宝町双六)
源流域は飛騨山脈の岩稜
幾筋の清流を集めて西方に下る
双六川は
とにかく美しい
四季折々
加えて何かにつけて
川面をめでる
ただそれだけで癒されて
sold out
2021年
9月
28日
火
(No.66)
(高山市丹生川町曽手)
乗鞍を見晴らすところ
山梨の白い花が咲く
幸の兆しのように
小さな実が約束される
sold out
2021年
5月
12日
水
(No.64)
(高山市荘川町六厩)
築後、正しくは
六厩大野平から移築後
300年以上という歴史を内包して
なおも美しいのは
六厩の自然のように
偉大だからだろう
sold out
2021年
5月
09日
日
(No.63)
(飛騨市河合町有家)
はるか彼方の明治
家造りは
総て手作業だった
気の遠くなるような手間の集大成が
ここにある
sold out
2021年
5月
04日
火
(No.58)
(飛騨市神岡町)
昭和も遠く懐かしい
良き昭和の
造りの良い家は
これからの古民家となる
sold out
2020年
3月
27日
金
(No.45)
(高山市丹生川町)
古民家との出合はいつも感動的!
それは立地であったり
道程であったり
建物そのものであったり
それが揃った家はなかなか無い
sold out
2018年
11月
02日
金
(No.30)
(高山市国府町)
紹介料等を別途申し受けます。他、
解体費、運搬費等が必要となります。
募集中止
2017年
4月
15日
土
(No.13)
(下呂市 萩原町山之口)
飛騨の匠が都へ通った歴史の道県道宮萩原線は
眼下に 最大の特徴は眺望のすばらしさ
2024年
11月
26日
火
№120
(飛騨市神岡町和佐保)
神岡は青いころ(^^;
6年間暮らした「街」
そう 当時でもまだ
「町」ではなく まだ々「街」だった
鉱山パワーで彩られた街は
深い谷合の地でありながら
都会っぽい雰囲気が漂っていた
いい街だった・・・
あれから35年が過ぎいま
「街」から「町」に佇まいを変えた町に
東大の宇宙線研究所がつくられ
ニュートリノ・重力波の研究で
脚光を浴びる町へと変わった
鉱山で日本経済の発展を支えた町は
最先端の基礎科学研究の町となり
さらに歩みを進めるが
いままでもそうであったように
大きな流れがあってもすべてが
同じ方向に進むわけではない
喧騒から距離をとる暮らしがあるように
地に足をつけた暮らし方もある
すすめて「家」
暮らしに家のありようは大切
良い家は必ず守り残されてやがて古き家
・・・
この古民家もまた残るべくしてここに在る
そして
ここに在るのは必然で
一途な大工職人の
豊かな暮らしの場だったからに他ならない
2024年
10月
31日
木
№119
(高山市上宝町蔵柱)
県道からすこし上がった土地に
まっすぐなアプローチ
真南に向くこちらの古民家(本邸)
物件調査時、窓から入る秋の日差しと
テレビから流れるドジャースの試合の歓声は
とても対照的だった
本邸は明治25年築とされ
築後132年という時の中で
どんな景色や家族の会話を
見聞きしてきたのだろうか
移ろう時代に引かれながらも
どこか穏やかな雰囲気を纏っていた
対して平成10年築の別邸は
まだまだ新鮮な佇まい
なにもかもがこれからという印象
元気が溢れ出ていた
2024年
10月
31日
木
№118
(高山市奥飛騨温泉郷田頃家)
「雰囲気が良い」
それはとてもふわっとした感覚で
人によってその感じ方は
多種多様で常に形を変えていく
その空気のような雲のような感覚は
時として違和感を覚えたり
また同じような所へ戻ってきたり…
大正期に建てられたこちらの古民家
部分的にリフォームがなされてはいますが
特に2階部分、持ち出し(差し出し)造りを含め
内装の雰囲気がとても良いです
どうして雰囲気を良く感じるのか
それを説明することは難しいですが
百聞は一見に如かず
内見のご連絡をお待ちしています
最後に、、、源泉を利用できます※条件あり
2024年
9月
13日
金
№117
(飛騨市神岡町柏原)
人類は昔々から宇宙に何かしらの
ヒントや憧れを膨らませてきました
古代文明で考えられた「太陰暦」や「太陽暦」も
月や太陽、星から暦を得た方法です
飛騨市神岡町にあるこちらのお家
神岡町といえば、宇宙や物質の謎を
ニュートリノを観測して解き明かすという
ロマンあふれる施設
「スーパーカミオカンデ」で有名です
さて、本題に入ります
こちらのお家
昭和の古民家の雰囲気を纏いながらも
改装や増築により昭和中後期~平成初期の
古民家感と昭和レトロ感を感じる設えです
そして別邸屋上にある
ドーム型の建物
過去、天体観測をこのドーム内から
行っていたとのこと
夜の星空はどんな感じなのだろうか、、、
ワクワクとした気持ちで
お家の物件調査を終えました
2024年
8月
22日
木
№116
(高山市朝日町見座)
感情豊かな私たち人間には
どうしても喜怒哀楽など
様々な感情が日々ついて回る
一時の感情で今の選択を誤ったとしても
実は数年後それが正しい選択だったり
その逆もしかり・・・・
「最近の若者は・・・」
いつの時代でも言われること
時代の移ろいと共に
世代ごとにある一定の価値観が
なされていくと思う
古民家好きにはこちらのお家
ビビビッとくるかと
2024年
7月
23日
火
№113
(高山市西之一色町)
茅葺といえば白川郷に代表される
合掌の家
家には地域性が色濃く現れ
家が風土を纏っている
特に屋根はとても合理的に
的確に表現している
簡素・簡潔の茅葺屋根
もあれば
上品に美を携えた茅葺屋根
もある
この美しい建物があった場所は不明だが
往時をしのぶことはできる
茅葺の家は
私たちの
原風景であり心象風景
・・・
カタチあるいまに
とどめおきたい
2024年
7月
02日
火
№112
(高山市朝日町甲)
冠婚葬祭という儀式が
家からなくなって
家は身軽になった
歴史は繰り返すというが
この大きな儀式を再び担うことは
おそらくないだろう
家に尋ねるまでもなく
暮らし営みがあったかぎり
語りつくせぬ喜びがあったし
また
悲しみもあっただろう
そのつど
家は人に寄り添ってきた
オーナーの決断・・・
そのおもきこころ 包含して
佇む姿が
美しい!
2024年
7月
02日
火
№111
(高山市朝日町万石)
平屋の家
それも
古民家とくれば
しっとり風景に溶け込む違いない
風は
思うがままに通り抜け
季節の庭の花や緑の香り運ぶだろう
四季の陽射しは
深い軒を介して塩梅よく差し込むだろう
そんな時は
内と外の境界が曖昧となって
揺れるひだまり静かな雨音が
一層身近になるだろう
・・・
庭の低木設えは意図してか
今が盛りの
小低花木と宿根草が家に寄り添っている
2024年
4月
30日
火
№ 105
(高山市新宮町)
むかし
自然という概念がなかったように
古民家という定義もなかった?
家は変わってきた
家が担ってきた冠婚葬祭という儀式
儀式が家から離れ家は身軽になった
身軽になって
家が担っていたよきものも失った
幼いころに
暮らした体験そのなつかしさ
・・・
いま
伝統的な設えのなかで暮らす
あらためて
失ったものを見極めながら暮らせる
それはもしかしたらとても幸せなことなのでは
・・・
2024年
3月
24日
日
№ 104
(高山市八日町)
訪問(建物調査)の時は前日からの雪
寒の戻りという表現では
全くおぼつかない積雪
落雪設備を整えた屋根から落ちた雪が
うず高く
大きな屋根面積とは言え
やっぱりいかにも降りすぎだろう・・・
うつろい
すべてが移ろう
気候だってそう
・・・
この家もそう
築年明治17年という
華族令が制定された年に産声を上げた
華族令は昭和22年廃止
はじめがあれば 終わりもある
すべてが
うつろって今がある
この家のうつろい
140年の歴史その重みを
纏って・発散して
そして枯れていまは風情
単に移ろってきたわけではないことを
清浄最たる純白を纏って語っている
2024年
1月
20日
土
№103
(高山市清見町三ツ谷)
昭和39年 ここ三ツ谷の土地へと移築された古民家
遠くの山あいに北アルプスを望み
北側の窓には高洞山が映る
良い意味で心が無になれる
そんな土地です
気になる古民家ですが
過去要所要所で改修や修理をなされ、時代に寄り添いながら大事に暮らしてきた
そんな印象を感じました
ファミリーで住むも良し
倉庫を活用して何か手仕事をしながら住むも良し
三ツ谷の古民家は優しく受け止めてくれそうです
Sold out
2024年
1月
13日
土
№102
(高山市久々野町無数河)
古民家に限らずとも
家には
家に対する
オーナーの意図が現れる
家を拝見させていただくとき
いつもかんじること
一階
水廻りはほぼ増築部分におさめ
往時の設えを残すために
二階
現代の設えで整え日々の暮らしのために
オーナーの意図が
横一線の棟瓦のように青空に映える
背筋が伸びる時でもある
2023年
12月
25日
月
№101
(高山市国府町宇津江)
路(道)にも歴史がある
人馬の路
馬車の路
車の道
つれて
設えも変わってきた
そして
道であるために
そう
道としての機能を果たすため
かつてはどこにでもあった
路の表情
うねり・くねり
がなくなった
それを惜し気持ちは毛頭ない
ただ
この家は
うねり・くねった道の先にある
・・・
sold out
2023年
11月
05日
日
№100
(高山市清見町藤瀬)
青い屋根が青空と重なる
晩秋の低い陽光に際立つ
藤瀬の古民家
昔に一度、移築され現在の場所へ
古い家、故にリフォームは必要
しかしどんな家にしたいか
それは
あなたの世界観の見せ所
ある意味自由な家づくりの予感
・・・
そんなチャンスを得てみたい
2023年
9月
16日
土
№97
(飛騨市河合町稲越)
昔は
おそらく
茅葺の家だったろう
そして
大正13年にこの家が建つ
見上げ行く
愛しいわが家への小道
アプローチ
は
往時も今も変わらない
・・・
この道はすべて知っている
軽やかな足取り
重い足取り
そう
喜怒哀楽すべてを
そのすべてを包含して
・・・
アプローチは 小道は
人に 家に寄り添っている
2023年
7月
27日
木
№96
(高山市久々野町小屋名)
乗鞍を見晴らすところ
見晴らせるところは
希少そのもの
そう
飛騨の峰々はナイーブ
・・・
だから
見晴らせると
なおさら嬉しい
先人が選んだこの地
乗鞍岳
「乗鞍を見晴らすところ」
・・・
その立地はただそれだけで
2023年
5月
06日
土
(No.95)
(高山市高根町黍生)
「行く河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず」
方丈記・無常観
―
低い家構え
簡素・簡潔の設えは
意図されたものではなく
風土があって
そして
人が風土を纏って
年月をかけ造りあげたもの
・・・
黍生地区
は
乗鞍岳の直下の地
不動の大自然を前にして
・・・
「閑居の気味もまた同じ
住まずして誰かさとらむ」
2023年
4月
27日
木
(No.94)
(高山市丹生川町日面)
南向きの
緩やかな斜地
その立地は
農耕のためだけに
ひたすら作物をつくるために
選ばれたわけではない
居宅縁側から
農地を愛でる喜び
春
農作業の手をとめ見上げれば
残雪光る乗鞍
新緑の山々
四季を愛で感じ
暮らす喜び
そして
農耕に勤しむ
・・・
往時の豊かな暮らし
その暮らしぶりを
想像することは難くない
SOLD OUT
2023年
4月
24日
月
(No.92)
(高山市清見町)
とても
優秀なドライバー
プロドライバーだったという
オーナー
心までも形成するに至った
その意識と素養が
随所に!
細部に!
「桃李もの言わず
下自ずからみちをなす」
良きものはものは
良きものを発散する
sold out
2023年
2月
13日
月
(No.89)
(高山市国府町木曽垣内)
仕事をいただいたときに
先ず
対象となる家・土地を
観ること
に
つとめる
先入観を持たずニュートラルに
・・・
大切にされた家
は
大切にされる素養を発散する
そう
こつこと積み重ねられたものだけに
控えつつも
明らかに
sold out
2022年
12月
01日
木
(No.88)
(飛騨市宮川町林)
起源は江戸という
旅籠から旅宿
そして
旅館
呼び名は変わっても
いつも
いつの時代も
旅人に寄り添うことを
生業としてきた
ー
越中街道は林地区
栄枯盛衰
・・・
条理・ことわり
を
蚊帳の外において暮らしたい
sold out
2022年
11月
04日
金
(No.87)
(飛騨市古川町数河)
見上げ進みゆくと木立の先に家が見えてくる
木立はその家の前庭
やがて
家は美しい立派な古民家とわかる
古民家までのアプローチ
・・・
いなかで暮らすとは季節の色を
知ること
季節とは色そのもの
・・・
咲き誇る桜を愛でる春
輝く山の青さに心躍る夏
乱れ染まる木々に癒される秋
一面の雪に目を細める冬
季節が発散する色は
命の息吹・大地の表情
・・・・
そのすべてがここにある
古民家が纏って
2022年
10月
15日
土
(No.84)
(高山市丹生川町板殿)
朝霧を纏って
静清と建つ
古民家
奥底から
醸し出すものは
自信
そう
ゆるぎない自信
・・・
左官職人の家は
美しい
職人の手の跡が美しい
sold out
2022年
5月
05日
木
(No.76)
(飛騨市神岡町西茂住)
茂住は雪深いところ
ここで暮らした人たち
傍目から苦労と思えることがそうではないこと
「暮らす」とは
一様ではないことを・・・
変わらぬ自然の懐に入ることが
穏やかな人生を育む
2022年
4月
21日
木
(No.73)
(飛騨市古川町数河)
屈指の豪雪地帯
克雪の古民家とくらした人たち
そして
灯した命
確かに覚悟は必要
でも
そんな暮らしに
確かな人生があるのでは
2022年
2月
23日
水
(No.71)
(高山市久々野町)
集落から
ちょっと離れた立地
その
程々の距離感
と
大切に使われた家
その
両方に癒されて暮らす
sold out
2021年
11月
04日
木
(No.69)
(高山市上宝町双六)
源流域は飛騨山脈の岩稜
幾筋の清流を集めて西方に下る
双六川は
とにかく美しい
四季折々
加えて何かにつけて
川面をめでる
ただそれだけで癒されて
sold out
2021年
9月
28日
火
(No.66)
(高山市丹生川町曽手)
乗鞍を見晴らすところ
山梨の白い花が咲く
幸の兆しのように
小さな実が約束される
sold out
2021年
5月
12日
水
(No.64)
(高山市荘川町六厩)
築後、正しくは
六厩大野平から移築後
300年以上という歴史を内包して
なおも美しいのは
六厩の自然のように
偉大だからだろう
sold out
2021年
5月
09日
日
(No.63)
(飛騨市河合町有家)
はるか彼方の明治
家造りは
総て手作業だった
気の遠くなるような手間の集大成が
ここにある
sold out
2021年
5月
04日
火
(No.58)
(飛騨市神岡町)
昭和も遠く懐かしい
良き昭和の
造りの良い家は
これからの古民家となる
sold out
2020年
3月
27日
金
(No.45)
(高山市丹生川町)
古民家との出合はいつも感動的!
それは立地であったり
道程であったり
建物そのものであったり
それが揃った家はなかなか無い
sold out
2018年
11月
02日
金
(No.30)
(高山市国府町)
紹介料等を別途申し受けます。他、
解体費、運搬費等が必要となります。
募集中止
2017年
4月
15日
土
(No.13)
(下呂市 萩原町山之口)
飛騨の匠が都へ通った歴史の道県道宮萩原線は
眼下に 最大の特徴は眺望のすばらしさ