2023年
5月
06日
土
(No.95)
(高山市高根町黍生)
「行く河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず」
方丈記・無常観
―
低い家構え
簡素・簡潔の設えは
意図されたものではなく
風土があって
そして
人が風土を纏って
年月をかけ造りあげたもの
・・・
黍生地区
は
乗鞍岳の直下の地
不動の大自然を前にして
・・・
「閑居の気味もまた同じ
住まずして誰かさとらむ」
2023年
4月
27日
木
(No.94)
(高山市丹生川町日面)
南向きの
緩やかな斜地
その立地は
農耕のためだけに
ひたすら作物をつくるために
選ばれたわけではない
居宅縁側から
農地を愛でる喜び
春
農作業の手をとめ見上げれば
残雪光る乗鞍
新緑の山々
四季を愛で感じ
暮らす喜び
そして
農耕に勤しむ
・・・
往時の豊かな暮らし
その暮らしぶりを
想像することは難くない
2023年
4月
26日
水
(No.93)
(飛騨市宮川町洞地内)
飛騨市宮川町
富山県境近く
宮川両岸に点在する
集落を
遥か下に見てさらに登坂進みゆくと
雪
小規模雪崩「ノマ」の残雪
下の集落では葉桜というのに
・・・
想像を絶する雪が降る
・・・
強くなければ
ただただ強くなければ
・・・
その心に寄り添う家
は
堅牢でなければならなかった
2023年
4月
24日
月
(No.92)
(高山市清見町藤瀬)
とても
優秀なドライバー
プロドライバーだったという
オーナー
心までも形成するに至った
その意識と素養が
随所に!
細部に!
「桃李もの言わず
下自ずからみちをなす」
良きものはものは
良きものを発散する
2023年
3月
18日
土
(No.91)
(飛騨市河合町新名地内)
千年の闇は千年かけて明るくなるのではなく
一瞬である
マッチ一本で明るくなる
・・・
信仰心とは言い難いけども
いつもそれに似たような
気づきがある古民家訪問
家内は漆黒の柱梁と相まって
動くことさえためらうほどに暗い
まさに闇
そんな時わずかに開けられた戸窓から漏れる光
一筋の光
闇は一瞬で消え去る
「父がいつも自慢していました」
漆黒の大断面の梁が!
親
先祖をも載せて子に語る
いや
伝える想い
その重い想いに触れた一瞬の光
だったような
2023年
2月
13日
月
(No.89)
(高山市国府町木曽垣内)
仕事をいただいたときに
先ず
対象となる家・土地を
観ること
に
つとめる
先入観を持たずニュートラルに
・・・
大切にされた家
は
大切にされる素養を発散する
そう
こつこと積み重ねられたものだけに
控えつつも
明らかに
2022年
12月
01日
木
(No.88)
(飛騨市宮川町林)
起源は江戸という
旅籠から旅宿
そして
旅館
呼び名は変わっても
いつも
いつの時代も
旅人に寄り添うことを
生業としてきた
ー
越中街道は林地区
栄枯盛衰
・・・
条理・ことわり
を
蚊帳の外において暮らしたい
sold out
2022年
11月
04日
金
(No.87)
(飛騨市古川町数河)
見上げ進みゆくと木立の先に家が見えてくる
木立はその家の前庭
やがて
家は美しい立派な古民家とわかる
古民家までのアプローチ
・・・
いなかで暮らすとは季節の色を
知ること
季節とは色そのもの
・・・
咲き誇る桜を愛でる春
輝く山の青さに心躍る夏
乱れ染まる木々に癒される秋
一面の雪に目を細める冬
季節が発散する色は
命の息吹・大地の表情
・・・・
そのすべてがここにある
古民家が纏って
2022年
10月
20日
木
(No.86)
(飛騨市河合町角川)
朱に交われば赤くなる
・・・
家は大切
家は人を育むところ
すすめて
家は人をつくるところ
「朱」
朱色を纏った家
オーナーの想い
家へのおもいが
「発散する家」
2022年
10月
19日
水
(No.85)
(飛騨市神岡町梨ケ根)
オーナーの決断
それは
軽々ではなく重い
板倉
彼の地を予見してるのか
・・・
霧雨の煙るなか
不安を醸していても
ゆるぎはない
やがて
俯瞰路
梨ケ根飛騨街道を
記憶に押し込む
板倉は生きているのだから
2022年
10月
15日
土
(No.84)
(高山市丹生川町板殿)
朝霧を纏って
静清と建つ
古民家
奥底から
醸し出すものは
自信
そう
ゆるぎない自信
・・・
左官職人の家は
美しい
職人の手の跡が美しい
sold out
2022年
10月
07日
金
(No.83)
(飛騨市神岡町麻生野)
飛騨の板倉は
多種多様
大きさ・設え・樹種
地域性色濃い板倉のなかでも
高原川沿いの板倉は
一目瞭然!
の柱間隔は特筆に尽きる
2022年
8月
31日
水
(No.81)
(高山市一之宮町)
天孫降臨
天の岩戸
そして
分水界の不思議な山
霊峰「位山」
麓の
清閑な地の古民家は
良きものを包含して
静かに
無常を語る
2022年
8月
19日
金
(No.80)
(飛騨市神岡町寺林地内)
「山椒は小粒でもピリリと辛い」
5坪は板倉としては
最小
でも
造りに設えに手抜きはない
ピリリと辛い板倉
次なる役目は
きっと
小粒だけに多様でしょう
2022年
7月
26日
火
(No.79)
(高山市丹生川町曽手)
曽手は静かなところ
穏やかに
暮らせるところ
だけじゃない
心構えをもって
そう
悠々とした
ある意味覚悟がいる・・・
そんな風土に育った
穏やかな家
そんな家で暮らしてみたい
気づきはきっとあるはずだから
2022年
6月
06日
月
(No.78)
(高山市上宝町双六地内)
春高楼の花の宴
巡る盃影さして
・・・・
施主の喜び
大工の安堵
そして
参集人の語らい
いまは昔にあらず
明治のその様が
観える見える
そう
板倉がつないでいる
sold out
2022年
6月
06日
月
(No.77)
(高山市荘川町牛丸地内)
緑
新緑の季節
軽やかな板倉は
重く厳しい
冬とも語らい
甘いもからいも包含し
いま何おもう
願わくば
請われて彼の地で
凛として
2022年
5月
05日
木
(No.76)
(飛騨市神岡町西茂住)
茂住は雪深いところ
ここで暮らした人たち
傍目から苦労と思えることがそうではないこと
「暮らす」とは
一様ではないことを・・・
変わらぬ自然の懐に入ることが
穏やかな人生を育む
2022年
4月
25日
月
(No.75)
(飛騨市宮川町桑野地内)
誰もがこぞって
疑いもなく求めた
昭和の流行
その
プリント的なしつらえを纏っていても
やはり
光るものは光る
漆黒にいぶされた
柱梁
うねり組まれた
横架材は
大工の本懐
もう
これ以上のものはない!
sold out
2022年
4月
21日
木
(No.73)
(飛騨市古川町数河)
屈指の豪雪地帯
克雪の古民家とくらした人たち
そして
灯した命
確かに覚悟は必要
でも
そんな暮らしに
確かな人生があるのでは
2022年
2月
23日
水
(No.72)
(高山市荘川町町屋地内)
「御母衣湖建設」
巨大事業にゆれた
旧荘川村
中野地区は大きな集落
人々の生活を支えた建物の行く末
・・・
ここ町屋に!
70の星霜を経て
克雪の板倉は
再び
移築を待つ
2022年
2月
23日
水
(No.71)
(高山市久々野町柳島)
集落から
ちょっと離れた立地
その
程々の距離感
と
大切に使われた家
その
両方に癒されて暮らす
2021年
11月
04日
木
(No.69)
(高山市上宝町双六)
源流域は飛騨山脈の岩稜
幾筋の清流を集めて西方に下る
双六川は
とにかく美しい
四季折々
加えて何かにつけて
川面をめでる
ただそれだけで癒されて
sold out
2021年
10月
28日
木
(No.68)
(白川村鳩谷)
昭和も遠くなった
ゆえに
明治は遥か彼方
明治35年築の板倉は
昭和に隣村から移築
そして
再び移築を待つ
その姿にゆるぎはみられない
2021年
10月
25日
月
(No.67)
(飛騨市神岡町山田)
何かにつけて流葉山は
界隈の指標
流葉山に
畏敬の念を抱きて暮らすこと
そんな感覚は得難く
そして
それはとても幸せなことなのでは
sold out
2021年
9月
28日
火
(No.66)
(高山市丹生川町曽手)
乗鞍を見晴らすところ
山梨の白い花が咲く
幸の兆しのように
小さな実が約束される
sold out
2021年
5月
12日
水
(No.64)
(高山市荘川町六厩)
築後、正しくは
六厩大野平から移築後
300年以上という歴史を内包して
なおも美しいのは
六厩の自然のように
偉大だからだろう
sold out
2021年
5月
09日
日
(No.63)
(飛騨市河合町有家)
はるか彼方の明治
家造りは
総て手作業だった
気の遠くなるような手間の集大成が
ここにある
sold out
2021年
5月
04日
火
(No.58)
(飛騨市神岡町)
昭和も遠く懐かしい
良き昭和の
造りの良い家は
これからの古民家となる
sold out
2021年
4月
24日
土
(No.57)
(高山市上宝町本郷)
昭和さえ遠くなって
明治はなおさら
骨太板倉は
なんと明治元年(西暦1868年)築
明治の建物は貴重です
sold out
2021年
2月
24日
水
(No.56)
(高山市石浦町)
上宝の長倉から輿入れして
およそ60年
築後100年を経ても
美しさに陰りはない
sold out
2020年
12月
02日
水
(No.52)
(飛騨市神岡町寺林)
築年明治元年
152年経てもなお
凛と
柱はすべて栗材
妻の枕桁が見事!
sold out
2020年
6月
08日
月
(No.48)
(高山市奥飛騨温泉郷中尾)
移築希望物件です。
物件価格のほか
解体費、運搬費等が必要となります。
sold out
2020年
3月
27日
金
(No.45)
(高山市丹生川町)
古民家との出合はいつも感動的!
それは立地であったり
道程であったり
建物そのものであったり
それが揃った家はなかなか無い
sold out
2020年
2月
22日
土
(No.43)
(飛騨市宮川町祢宜ケ沢上)
(移築物件)
祢宜ケ沢上(ネガソレ)
表札住所には、坂下村祢宜ケ沢上とある
歴史ある美しい家
2020年
2月
09日
日
(No.40)
(飛騨市河合町小無雁)
狂いもなく・部材の補修も皆無
と、思えるほどのしっかり構造
移築最適物件です。
sold out
2019年
10月
01日
火
(No.36)
(飛騨市河合町稲越)
移築希望物件です。
解体費、運搬費等が必要となります。
他、紹介料等を申し受けます。
sold out
2019年
6月
11日
火
(No.33)
(飛騨市神岡町寺林)
移築希望物件です。
解体費、運搬費等が必要となります。
他、紹介料等を申し受けます
sold out
2018年
9月
06日
木
(No.27)
(高山市上切町)
紹介料等を別途申し受けます。他、
解体費、運搬費等が必要となります。
sold out
2018年
6月
14日
木
(No.26)
(高山市荘川町)
有償物件です。
他、紹介料等を申し受けます。
解体費、運搬費等が必要となります。
sold out
2017年
10月
31日
火
(No.19)
(高山市荘川町)
建物は無償提供されますが、
解体費、運搬費等が必要となります。
土地付き売却も検討して頂けます。
sold out
2017年
4月
15日
土
(No.13)
(下呂市 萩原町山之口)
飛騨の匠が都へ通った歴史の道県道宮萩原線は
眼下に 最大の特徴は眺望のすばらしさ
2017年
1月
02日
月
(No.11)
(飛騨市河合町元田)
紹介料等を別途申し受けます。他、
解体費、運搬費等が必要となります。
sold out
2015年
12月
01日
火
(No.4)
(高山市 奥飛騨温泉郷 田頃家)
紹介料等を別途申し受けます。他、
解体費、運搬費等が必要となります。
sold out